「森の学舎」楽しい実験、観察、ものつくりVOL2003-5

 2003年4月29日、「森の学舎」の有志5人により、3年ぶりに“学舎の庭の池”掃除が行われました。3年間ほったらかしにしていたせいか、底には汚泥がいっぱい。あまりの汚さからかヤゴの姿はまばらでした。1年目は「ムギワラトンボ」、2年目は「オニヤンマ」、3年目は「イトトンボ」をたくさん輩出した池でしたが、今年はどうなるのやら、ちょっと心配です。
 最初は長靴を履いて恐る恐る入りましたが、慣れてくると、ほとんどの子が裸足で入りました。池の中で我が物顔で幅をきかせていた、「蓮」の根を少し取り除き、そして、底にたまっていた汚泥の除去、並びにヤゴの生息状況調査を行いました。
       見つかったヤゴ。(左)            
  池掃除の後、庭のフキを採り、フキの煮物               を、行いました。
 食べ物のことになると俄然張り切るのが、子ども達。みるみると、フキの皮むきが終わってしまいました。
 この後、一日前に同じように皮むきされ、水で灰汁抜きされていたフキで煮物をつくりました。子ども達には普通、不人気なフキの煮物ですが、みんなで奪い合いながら食べたので、あっという間になくなってしまいました。
最後にお約束の「お団子」つくり。団子粉を水でこねて団子を作りますが、女の子2人(左)のと、男の子3人(右)とではこんなにも出来上がりに差が出ました。この後、これを茹でて、おいしく食べました。