「森の学舎」楽しい実験、観察、ものつくりVOL2003-16


2003年11月9日、いつもお世話になっている「下田の森」で“里山祭り”が開かれました。里山祭りで、餅つきやドングリこまつくり、そして、竹馬などの遊びをした後、「森の学舎」でも今年5月から育てていた、5つのバケツ稲の収穫祭を行いました。



朝一番から、餅米が蒸され始めていました。


去年は一人では持ち上げられなかった「杵」が今年はこのとおり。子どもも定点観察するとその成長ぶりがよくわかる。


今年はミニ工作のコーナーが設けられていました。
ドングリ独楽や竹細工などが行われていました。


「プロミナ−」(=鳥を見る道具で20〜25倍くらいの
単眼鏡。)なにやら遠くのものを真剣に、しかもずっと見入っていました。

「森の学舎」初めてのお米の収穫祭。今年の5月から約半年もの間手塩にかけて育てた「バケツ稲」は5つのバケツ全部でちょうど一合。脱穀や籾ずり、精米など、全くの初めての経験で、お米の(白米)の出来るまでの過程を大いに楽しました。
ただ、最後の“美味しく炊く”という段階で失敗してしまい、真っ黒焦げになってしまいました!
いい経験になりました。



素手で脱穀作業。


籾すり。見事に殻が吹き飛びます。


大事な精米作業。一生懸命やりました。


全部でちょうど一合のお米をコッフェルで
炊き込みましたが・・・。


こんなはずではなかった。真っ黒焦げに。ご飯を少量炊くのは難しい。
     

  持ってきてもらったお弁当とおこげご飯を少し食べて、「森の学舎」の収穫祭も終わりました。

 ひとりごと(編集後記)

 いつもお世話になっている「下田の森」は、年に一度の収穫祭ということで大賑わい。お年寄りから幼児までの多くの人が集い、子ども達の遊びを初めとして、みんなが各自の得意技を披露することで、とても和やかでした。地域に根ざしたコミュニティとして、派手さはないけれど、とても素敵なお祭りでした。